赤米栽培日記2001。

今年も米作りの季節になりました。例年どおり幻の古代米『赤米』を栽培するのですが、今年は店頭ではなく、京都府京田辺市の守本さんの協力により、実際に田んぼで栽培することが出来ます。成長の記録をここで報告したいと思いますので、あたたかく見守っていてください。なお、いつものことですがこのページがいきなり無くなれば失敗したと思ってこの事にはふれないでください。

目次


5月5日 芽だし作業
今年は本物の農家の方に手伝っていただく(お任せする)ので非常に気楽です。
しかし!
いきなり問題勃発です。
芽だし作業をして5日。まだ芽が出ません。。。
今年はビニールハウスを借りて、最高の環境で発芽させることができるはずが。
とにかく、今回はちゃんと始めてるよ〜ということの報告です。

このビニールハウスをお借りしてます。 中はこんな感じのトマト畑です。
その中にちっちゃいハウスが。 本当の農家はこうやって芽を出すそうです。

5月23日 やり直し&発芽
しばらく間があいてしまいました・・・。
見ていただいている方はお気づきでしょうが、失敗しました。
種もみから芽が出なかったのです。
そこで、急遽 種もみを福島県の相馬屋様から分けていただきました。
せっかくですので、「赤米・黄米・紫米」の三種類の種もみを分けていただきました。
さっそく同じようにビニールハウスで発芽させ、現在ではここまで成長しました。
もうすぐ田植えです。

これが3種類の種もみです。 微妙に色が違うのがわかりますか? 真上

5月30日 田植え
3回目にしていきなり田植えです。
今年は田んぼに植えるので、田植え作業も膨大です。
機械で植えるほどの量でもなく、3種類の苗を植えるので手作業での田植えです。
通りすがりの地元の方が飛び入りで田植えを手伝っていただいたりしまして、
スムーズに作業を終えることが出来ました。
店長は苗を渡しただけですが・・・。
田んぼを6列くらいに区切って、3色の苗を交互に植えました。

30年ぶりの手植えらしいです。 苗を渡しただけの店長(赤い服)
飛び入り参加のお姉さん 右から黄米・赤米・紫米・・・・と色とりどりです。

6月 9日 田んぼの状況
田植えから10日ほどが経ちました。
梅雨の中休みに田んぼの状況を写真に収めてきましたので報告します。
根が張ってしっかり成長しているものや、根が張らずに浮き気味なものなど
いろいろありますが、やはり栽培の難しい「古代米」であることと、
手植えによる田植えであったことなどの影響でしょうか。
赤・黄・紫の3種類それぞれの成長の違いが田んぼではっきりしていて、
葉の色もクッキリと分かれていました。

この写真ではわかりにくいですが3色あります。 これが紫米 ちゃんと成長してました。

6月28日 田んぼの状況2
心配しておりましたが、順調に成長しております。
分けつも進み、背もずいぶんと高くなってきました。
ここにきて、葉っぱの色の差がかなりハッキリしてきて、
田んぼを遠めに見ても、きれいな まだら模様になっております。
古代米は茎が細く、かなり背が高くなりそうなので、
倒れないように何か手助けが必要になりそうです。

色の違いもハッキリしてきました。 紫米はこんな葉っぱなのです。 すごく綺麗ですよ!

7月13日 田んぼの状況3
今年は何もしなくてもいいのであまり書くことがないんですが、
どんどん順調に伸びていっております。
とにかく綺麗です。想像した以上です。
素晴らしいので見てください。
赤米が伸びすぎているので、穂がつくと倒れてしまうかもしれないのと、
黄米に栄養が足りないように思います。
しばらく様子を見て、対策を考えます。

こんなにクッキリと。 伸び方が違うんです。 ちょっと派手な絨毯みたいです。

つづく。。。