赤米栽培日記。その2

 今年も米作りの季節になりました。例年通り、店頭で 幻の古代米『赤米』を栽培いたしております。成長の記録をここで報告したいと思いますので、あたたかく見守っていてください。このページがいきなり無くなれば失敗したと思ってこの事にはふれないでください。

目次


7月20日 中干し
ダラダラと長くなっていたのでページをもう一個追加!
今回は中干しです。
中干しとは、田んぼの水を抜いてしまい土をカラカラに干してしまうことです。
なぜこういうことをするのかというと、
土の乾かすことによってひび割れさせ、土の中にたまった窒素を抜き、
空気を送り込んでやるためにするものです。
(最近はしなくなった生産者も多くなっているらしいですが)

今回は中干し。 水を抜きました。 わかりにくいですが、
ひび割れてます。

8月 3日 不安と安堵
自分の育て方が悪いのか、赤米とはそのように育つものなのか、
この時期葉っぱが枯れだすのにかなりの不安を感じます。
肥料が少ないのかと思い、「米ぬか」を土に混ぜてみました。
そのせいか、ちょっと元気になったような・・・。
(去年もこんなことを考えていたような気がするんですが・・・)

茶色く枯れてきたものも・・・ 初公開 「上から」 もうひとつ初公開 「ひき」

8月17日 不安的中
ちょっと期間があきましたが、かなり危機がおとずれていました。
ほとんど枯れてしまったのです・・・。
前回のヌカを多すぎたのでしょう、腐ったニオイを放ち
どんどん葉が茶色くなっていきました。
諦めかけましたが、米屋の意地で土を水で洗い流し、土と肥料を足し、
あとは自力の復活に賭けました。
そして、ようやく緑色した葉っぱが出てきました!
日増しに田んぼの様相を取り戻し、なんとか復活をとげました。
(しかし、今回はまだお見せできるような状態ではありません・・・)

今回はお見せできません。

8月22日 予想外のアクシデント

少しずつ緑色の葉っぱが増えているなか、
まったく予想もしないアクシデントが起こりました!
当店の社長(親父さん)がプランターにつまづいて転んでしまったのです。
そう、社長も田んぼもひっくり返ったのです。。。
せっかく復活しかけていたのに、大丈夫なんでしょうか。。。

お見せできる段階ではなかったんですが、仕方ありません。これでも復活したんです。 こぼした跡。 根っこムキ出しです。

9月 5日 今度こそ
これまで何度も失敗し、いろんなアクシデントに見舞われましたが、
今度こそ。。。という気持ちです。
枯れてしまった茶色い葉は抜いたり、切ったりして
なんとか新しく生えてきた緑色の葉が目立つようになりました。
これで復活というところでしょうか。

元気よく伸びてます。 お互いを支えれるようにヒモで結びました。 何ヶ月前かに戻った気分です。

9月19日 【番外編】お客様の赤米

今回は不甲斐ない我が赤米は置いておいてお客様の育てられた
赤米を紹介いたします。
7月に赤米をわけてあげた小学生の赤米の穂が実ったということ
ですので、持ってきてもらいました。
うちから株分けしたとは思えないくらい立派に実っていました。
お客様の育てられた赤米の穂を先に紹介することになるとは思いもしませんでしたが、
立派に育っているので番外編としてのせました。

立派に育っています。 これが赤米! [現状報告]これは当店の赤米です。ずいぶん復活!出稲ももうすぐです。

9月20日 とうとう出ました!
昨日はお客様の育てた赤米を紹介しましたが、
今日はとうとうこのサイトでお伝えしていた我が赤米の出穂です!
今朝、いつものように日の当たる場所へ移動させていたらちょこっとだけ
赤いノギが顔を出していました。
(ホッとしています)

あせって撮ったので構図悪いです。。。 まだノギだけ赤いんです。 ちょこっと顔を出してます。

その3へつづく。。。